【ローテ】チーム戦用ルガルザンドーラ
はい、こんにちは。
今回はしえるさん主催のローテチーム戦で使用した構築の記事です。
チームメンバー3人でポケモンの被り無しのルールですので、ガブリアスなど貴重なポケモンは譲り合っています。
構築経緯
被り無しという都合上、メガシンカは当然バラけます。
ルール発表時からガルーラ、クチート、ボーマンダで組むのが最強と考えていました。
自分はガルーラとクチートを使えるので、ボーマンダのプロフェッショナル1人とガルーラかクチートのプロフェッショナルを1人誘うことでチームが完成します。
今回は623壁マンダの使い手でぃーちょさんと最強のクチシャンガブサンダーひこさんにチームを組んでいただきました。
天才か?
ガルーラ構築としてルガルザンドーラを選択したのは
- 過去にレート1850に到達したことがあり、使い慣れている
- ガブリアスを入れなくても機能する
の2点が理由。
他のガルーラ構築はガブリアスを採用しないと弱いと判断しました。
ルガルザンドーラで大抵の殴り合いを制する自信があったので、残り3体は割と何でも良かったです。
まずはギルガルド(ドラゴン、飛行、ノーマル耐性)から先に切るときに裏におくポケモンである、マリルリ(ドラゴン耐性)とジバコイル(飛行、ノーマル耐性)。
そしてサザンドラ(地面耐性)から先に切るときに裏におくポケモンである、ファイアロー(地面耐性)を選択しました。
以下考えていた細かいことを雑に箇条書きにしました。
- 相手にガブがいなければ電気耐性としてサザンを切ってジバコ展開もある
- 炎耐性や削られていなければガブに強い点から、サザンを切ってマリルリ展開もある
- 追い風サザンで詰めるためにガルドを切ってアロー展開もある
- ジバコイルの持ち物は風船や帯もありで、最後まで悩んだ
- 原案はガブリアス、トゲキッス、ジバコイル
- キッスはどうかというアドバイスがあったが、横にガブリアスを並べてこその強さなので今回は断念
- 霊獣ボルトはサザンドラと眼鏡の取り合いになるのでなし。スカーフボルトは使用感が悪かった
- 奇を衒わない方が安定して勝てると考えて、今回は全てスタンダードな型を採用
パーティ
サザンドラ@こだわりメガネ
控えめCS
普通のCS眼鏡。
耐久に努力値を割いていれば全勝で大会を終えることができたかもしれないので、唯一悔いています。
基本的には悪波と竜波で、どうしようもなくなれば残り2つの技をうちます。
フェアリーがいても、その後置物になるリスクとドラゴンを一撃で倒すリターンを考えて技選択します。
思考停止の悪波選択はこいつの強さの何割かを無駄にしています。
ギルガルド@たべのこし
冷静hbC
ラスターカノン
みがわり
キングシールド
最遅身代わりギルガルド。
ルガルザンドのギルガルドはこの型が1番強く、汎用性も高いです。
個人メタや一発芸に一瞬の強さは負けますが、堅実なプレイングができるなら総合的な強さは上でしょう。
要所で身代わりを残して、キングシールドの択を複雑化させる使い方が強いです。
努力値はH実数値161まで振って、残りをBかDに振りましたがどっちかは忘れました。
サザンドラの悪波かガブリアスの地震の耐えたい方に振ると良いです。
Hに振り切らないのは、半減技を受け止めて身代わりを残す立ち回りが基本なので、身代わりの効率を良くしたかったからです。
弱点技は受けないように立ち回ります。
ガルーラ@ガルーラナイト
意地っ張りhabds
おんがえし
じしん
ふいうち
スタンダードな型のガルーラです。
最速や冷凍パンチも考えましたが、堅実なプレイングができるなら総合的な強さはこちらの方が上と考えました。
あくまで"れもんあめが使うルガルザンドーラの"ガルーラとしては、です。
壁ボーマンダ構築を意識するなら、冷凍パンチは採用したいが…。
Sはメガシンカ後シャンデラ抜き、HBは鮫肌2回とガブリアスの鉢巻地震を耐える調整です。
ギルガルドのラスターカノンは2回耐えます。
ファイアロー@あおぞらプレート
意地っ張りhas
おいかぜ
Sは最速ガブリアス抜きまで振りました。
追い風を使ったターンも生き残りたい場面が多かったので耐久にも振りました。
サンダーの10万ボルトとかガルーラの恩返しを耐えるので、AS特化よりは使いやすいと思います。
追い風からガルーラやサザンドラを動かします。
マリルリ@オボンのみ
勇敢hab
じゃれつく
はらだいこ
ほろびのうた
クチートとのS関係を明確にするため勇敢最遅個体です。
ファイアローのブレバを耐えてはらだいこしたり、ガブリアスをじゃれつくで倒したりする配分。
サザンドラが倒れ、マリルリギルガルドガルーラの並びでガブリアスを相手にするときは、こいつのHP管理に細心の注意を払いましょう。
ルガルザンド両方に強いポケモンにマリルリが強いので、選出率はパーティ4位でした。
ジバコイル@イバンのみ
控えめCS
めざめるパワー(こおり)
ラスターカノン
裏に出すポケモンなので情報アドを得られない風船の優先度は低く、最後に逆転の可能性を作れそうなイバンを持たせました。
原案は光の壁ではなく重力ですが、今回はガブリアス不在で重力する旨みがないので不採用です。
アローとマリルリのせいで相手の裏に水ロトムを呼びやすく、並びで対応するため光の壁を持たせました。
選出・立ち回り
選出
基本的にはルガルザンドーラ+1。
1番刺さっているポケモンを+1にするのではなく、ルガルザンドのどちらを先に切りたいかで決めています。
1体失っても3体で相性補完を維持できるような1体を+1に選択していました。
劣勢でも最後まで相手に択を残すことが大切です。
立ち回り
初手からルガルザンドで択ゲームを仕掛けるのはナンセンス。
まずはガルーラや+1のポケモンで様子を見て、それでも勝てないならルガルザンドで択ゲームをします。
勝ちパターンは
- 追い風でガルーラかサザンドラを通して勝ち
- ルガルザンドで択ゲームを制して勝ち
の2つが主です。
誰を削り役に、誰を詰め役にするのか。
よく考えてHP管理をするのが重要です。
ルガルザンドどちらかが大きく削れてしまえば、択ゲームをできなくなってしまいます。
実績
ローテチーム戦予選ブロック
3勝1敗
フレ戦
vsでぃーちょさん 勝ち
vsでぃーちょさん(サンガーさんのウルガマンダ模倣) 実質勝ち
vsひこさん 負け
余談
ルガルザンドーラを択ゲーム構築(≒運ゲーム)だから勝利が安定しないと言うのは、これもナンセンス。
単なる殴り合いでも最強クラスのパワーを持っているのに、最後には2択を仕掛けることができる。
つまりは普通に戦っても6割勝てるが、最後に択ゲームが残されていることで計8割勝てます。
ルガルザンドで択を仕掛けるのは勝率の不安定化ではなく、向上に貢献しています。
他の構築でも最終局面で2択に持ち込めることはありますが、ルガルザンドはその頻度が比べものになりません。
この理論は霊獣ボルトロスの雷を筆頭とする命中不安定技にも言えるもので、その運要素を前面に押し出さないなら、それらの要素は勝率の向上に繋がります。
ルガルザンドの択ゲームも含めて、これらは構築の主要素ではなく、最後の可能性だと考えています。
すぐに命中不安定技を押すプレイヤーや、ルガルザンドで択ゲームをやりたがるプレイヤーは反省しましょう。
ごめんなさい反省しています( ´︵` )
この構築も臆病サザンドラに勝てません助けて。